良い数式とは?
MOUG で日経PC腕自慢に関する発言をいろいろ読んでいて思ったのですが、良い数式ってのはどういう条件を持ったものなんでしょう?
仕事で Excel を使う前提で、他人の作ったものを引き継いだり、その逆があったり、時には本当に正しいかどうか検証したり、既にあるものに変更を加えたり ということをする立場からすると、私の考えでは以下のとおりかなぁって気がします。
一応、優先順位順に書いています。
●誰にでも分かること
- そりゃ、そうですよね。理由は説明するまでもないかと。
●簡潔であること
- 長すぎる式は、それだけで理解しようという気が失せるし、間違いが潜む可能性が高いですから。どうしても長くなるときは、作業セルを利用して適当な長さにしておくのがベターですね。
●関数の中間値を確認できるようになっていること
- これは配列関数の場合に特に要注意です。配列関数でなければ、編集状態にして式の途中をコピーして別セルにペーストすれば一応確認できますが、配列関数はほとんどそれができませんから。
あと、計算量が多いときに限り、
●高速であること
が加わります。
思いつきで書いているので、抜けがあるかもしれませんが。
こうして見ると、これらの条件を満たした数式って結構ありふれたつまらないものになりそうです。
でも、その"ありふれた"というのが、結構重要なポイントだとも思ってます。
尤も、腕に自信がある人ほど、"ありふれた"ものを出そうとしない傾向があるような気もしますが。
で、そういうお前は日経PC腕自慢どーすんの?って?
私は、頑張って面白い回答を考える気力もないし、つまらない回答をしてもしょーがないので、出すつもりは全然ないです。はい。
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って、おい! 言っていること と やってること が違うぞ。
※.Excel World の 2007年1月12日 03:01 の日記をコピーしています。
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